国民投票法の改正については、与党内でも
18歳から投票権を与えるのがいいか
20歳からがいいのか意見の割れているところらしい。
どちらがみんなの幸せに吉と出るのでしょうか。

国民投票で何を決めるかといえば、憲法改正。
私にとって憲法について一番わかりやすい本はこちらかな。

憲法なんて知らないよ (集英社文庫)


憲法なんて知らないよ (集英社文庫) [文庫]
憲法絡みの知りたいことがあると時々読み返しています。


権力を持つ者が都合の良い解釈で
暴走しないよう抑止力としての意味合いを帯びたこの国の憲法なので
憲法を変えるのは権力を持つものではなく
国民であるのは言うまでもない。

18歳にしといたほうが投票率は確実に上がるはず。
それだと1部の方にはご都合悪いことがあるのでしょう。

後で後悔しても遅いので若い人ほど投票行って欲しい‼️



いろんな法案が通り、少しずつ色んな事が変わっていくけど
しっかり見てそれってどういうこと?って
一人一人が気に留めていくより他無いと思います。

大きなトピックスの影でほとんど報道されないような小さなことほど
大事なんじゃないかなっていつも思う。
食の偽装問題よりもっと困った偽装はないかな?
様々な視点からいろんな物の見方を教えてくれる先生っていないかな~。


『特定秘密保護法案』に反対する、
田原総一朗さんなどジャーナリスト達の会見を昨日見ました。
とてもホッとしました。
何故誰も、どこの報道機関も、ハッキリ声を上げないんだろうって
ずっと思っていたので。
これまでも何らかの方法で法案に異議を唱えていた方もいたと思いますが
何も言わない報道関係のみなさんは誰かが言い出すのを待っていたのかな。
待ってるだけでいいのかな。

好きだった広告批評の天野祐吉さんが亡くなり、
改めて私は影響を受けたんだなってここしばらく思い返してました。
コラムを読むのは本当に楽しみでした。
ものの捉え方が毎回しっくりと腑に落ちて、
モヤっとしてた自分の感情に名前を頂いたような
あぁ、この感じはこういう言葉に置き換えられるんだなって
教えてもらったような感じ。
すべてを読んだ訳ではないし全て肯定出来るのか分からないけど
広告だけに限らず、気になったことをハッキリわかりやすい言葉で
伝える姿勢が好きでした。

私はあらゆる分野、自分の苦手なことも、関心を持てなかったことも
上手く解説してくれたり、その入口を覗かせてくれる知性を心から尊敬します。
そういう感動に常に出会いたいと思います。

今まで食わず嫌いだったものも
かじってみたら意外と美味しい、そんな出会いをこれからも味わいたい。

それは楽しいことばかりではなくて
問題点やマイナス面についても。
解決せずに何十年も棚上げのジリジリするような
悔しい理不尽な問題であっても知らないより知っていたい。
意味分からなくても、世の中にこんな問題が有ったのかと
知っていたいし、気が付きたい。

自分の理解力が乏しく、キャパシティ無いのが悔やまれるけど
楽しいこと、好きなことだけじゃ嫌だな。

そのための入口を覗かせてくれるのがジャーナリストだとすれば
その活動を制限する法案は怖いです。


天野祐吉さんは自分にとって
柔軟なものの見方を教えてくれた先生のような感じだったかも。

尊敬する心の先生は多くて、勝手にファンなだけだけど
彼らだったら今、どんな言葉を綴るかな・・・と思います。


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