羊毛フエルト*手作りじかん

羊毛フエルトを作ったり教えたりしています。 羊毛フエルトのお教室を東京杉並区で開いています。 手作りと日々の徒然ブログです♪

カテゴリ: 書籍や映像のじかん

植えたまま収穫せず残していた大根の花が咲いている。
次々に可愛い白い花が咲いてカワイイ。
アブラナ科だから菜の花みたいな形です。
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週末、息子のバスケの用で体育館に行った時、
何か黒い生き物がいると思ってよく見たら小さな小さなカエルだった。
虫のような数ミリ程度の大きさのカエル。

調べてみるとヒキガエルの幼体だそう。
こういうものが育つ環境であることには感謝するけど
以前家の前に大きなヒキガエルがいて、思わず悲鳴をあげるほどビックリ。
こうしてスクスク育っていたのですね



先日、夕方ふと思いついて娘と映画に行った。
「ビリギャル」

 原作は平積みされてた頃、本屋さんで立ち読み。
すぐに読める内容なのでストーリーはわかっていたけど、
テスト前の娘のヤル気がアップすればいいなーと思って。

娘は素直に涙。大いに感動していた様子。

何と言っても、主人公はすごく恵まれているよね、
いろんな人、いろんな考えがあるねという親子共通の感想。
頑張った、周りも協力してくれた、結果が出せた、という話なので
とってもわかりやすいサクセスストーリーだし、後味良い…



  




昨日ダラダラと長い感想を書いたのだけど書き直し。

実在の主人公、さやかちゃんのインタビュー記事や
後輩の質問に答える記事など読み、少し印象が変わりました。

良い環境を与えられて先生や経済的に恵まれた子であっても勉強しない子はゴマンといる。

彼女は自信を持ってあの時の日本で一番日本史の勉強をしていたと思う、
そして自分が一番勉強してるって自負している子が受かったと思う、
と話していて、やりきった満足感にあふれていました。
受験という限定された事柄なんだけど全力を出し切った姿はすごくカッコ良かった。

さやかちゃんの受験ストーリーに関して
自分自身に後悔があったり、チャレンジしなかった人がいろんなことを言うのかな。


主婦になると互いの学歴など誰も気にしないのでママ友同士の出身校はほぼ知らない。
稀に何でも聞く人もいるけど相手の持ち物の値段を聞くような感覚なのかな。

私は母本人のことより、お子さんの頑張りがキラキラ見えてるかも。
周囲に頑張ってる子がたくさんいるので目一杯賛辞を贈りたいです。
もう我々世代は主役ではなくて子供の伴奏者という側面が強くなっているのでしょう。
だとしても具体的なことは本人に言われるまで聞けない。

過去に唯一、初対面で出身大学を自分から言い、私にも聞いたのは
婚家からご実家に戻り静養しながら精神科に通院していた母親の友人のお嬢さん。
学歴が彼女の心の支えだったようで
急な質問に驚きと共にじんわりとした悲しみを感じました。
以来、学歴を聞く人に遭遇するとパッと彼女がよぎります。

亡くなった私の祖母も明治生まれでは珍しい大卒であることを
関係ないところで急に言ったりして周囲を困惑させてました…(・・;)


萩本欽ちゃんみたいに年配になってから学ぶのもステキ。
私も勉強してみたいことがあるので元気なうちにもう一度学生、憧れます。
自分の子どもがやる気無かったら
本人が望んでないのに無理に大学進学させるより自分が行くという手もあるね。

現在をどう生きているか、が重要だから
元ビリギャルさやかちゃんの今が充実してることが嬉しかった。
しっかりした大人になって後輩にアドバイスしてるのを読んだら
ちょっと泣きそうになってしまいました。すっかり母目線です。



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今日、3.11ってYahoo検索すると、
一端末につき、10円Yahooから被災地へ寄付されるんだそう。
詳しくはこちらYahoo
出来ることを続けて、忘れないでいましょう。


NHKスペシャル
それでも村で生きる
『福島〜 帰還 した人々の記録〜』を見ました。

美しかった一面の蕎麦畑
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美味しいお蕎麦だったんだそう。
畑が放射能廃棄物の置き場になったのを見たご年配の方々の落胆。 


失う、そのことをなんという言葉で表現出来るのか。
自分の大切な美しいものを失う、その気持ちは。





地震は関東にいてもすごく脅威でした。
泣いている子供達、通じない電話、帰宅困難で何時間も歩いての夫の帰宅、飛び散った瓦、
崩れた屏、買えないお水、物が売ってないお店、ガソリンスタンドは長蛇の列。
次々と色んなことが思い出される。
そんな中、ご近所やママ友と無事を訪ねて声かけあえたのが嬉しかったな。

被災地の方々は私が感じた不安な気持ちの何万倍も不安だったのだと思います。
私が怖かったなんて言うのは申し訳ない気持ちだけど…でも本当に怖かった。


ドイツのメルケル首相は福島原発事故がキッカケになって
脱原発に大きく政策転換したけれど、物理学者としての政治判断だそう。
メルケル首相訪日記事
島国日本とは環境や条件が違うけれど。

分からないなりに学びたい。
古賀さんは経済産業省の元官僚だからの視点があると感じます。

↓↓↓こちらの番組(東京MXTV)『淳と隆の週刊リテラシー』を見て、
福島第一原発運転開始直後から技術者として原発に携わり、
推進してきた立場の人が本当の事を伝えようとして下さっていたことが垣間見えました。
福島リポート、一部が公開されています。 

国を挙げて廃炉に向かえば世界最先端の廃炉の技術を世界に伝えられる、
廃炉先進国として世界貢献出来るっていう言葉に希望。だけど…
マンパワーが必要って仰ってたけどその最前線の現場に立つのは誰?


みんな願いはシンプルだと思う。
健康でありたいし、平和がいい、安全に安心して暮らしたい。
 

◆#2(2015年3月7日 放送)


◆#1(2015年2月28日 放送)


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お弁当作りは修行。楽しいなと思える域には未到達。

やっぱりたまにはコレ美味しかったみたいなこと言われたいなぁ。 
自分で自分を励まして頑張らなくちゃ、なーんて
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…思ってた矢先、すごく素敵な本がテレビで紹介されてました。 
ステキすぎ、素晴らしすぎて涙。
お弁当で愛あるいやがらせ、なんて1ミリも思いつかなかったよー。
個性的な内容は海苔をカットするだけでもスゴイ労力。
 愛情いっぱいでなければ出来ない。溢れる愛にウルっときました。

高校時代に母にお弁当を作ってもらった事がほとんど無い私は
自分がしてほしかった『理想の愛情弁当』を押し付けがましくしてたのかな。

お弁当でいやがらせ、って
つまんない内容にするとか、嫌いなものを入れるとか、変な味付けとか、
そういうことじゃなくて
手をかけて、時間をかけて、身体の事考えて、作るのが母のいやがらせ
お嬢さんは無反応であんまりお話しない子だとか。
 うちの娘もお弁当には無反応。う〜!

うちの場合は加えて母の見た目に激烈キビシイ。
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娘の肌は、肌だけならコマーシャルみたいです。内側から輝く美肌
言うまでもなく左が私、右が娘ですが、
私が老化を気にせずシワシワ顔で笑ったりしてるのがダメなんだって。
でも元々の質がそもそもかなり違うのよねぇ。

いいお肌に産んであげたのはオカーさんなんだけどな❗️

抗えない時の流れ、持って生まれた体質、肌質の良さってあると思うので
私は自分の現実を受け入れて、ありのままでいきまーす(ヤケ)


ちなみに一番大きく頷いたお弁当はコレ↓↓↓ステキです
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弁当箱出せヨ!!私もいつも言ってる。
 
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しばらく前の事ですが読み聞かせをしている仲間内で
「大人の読み聞かせ会」が行われました。

参加して下さったのは
長らく読み聞かせに取り組む仲間、熱心なボランティアさん達でした。
皆さんが選んだ物語、しみじみ良くて聞けて良かった〜
子どもに戻ってお話の波に揺られて眠りたいなぁ…って思いました。
ジーンとしみて少し涙が出たものもあったし、楽しい愉快なもの、
完全に不思議な物語の中に連れて行ってもらえるようなものも。
至福の時でございました

そんなベテランのみなさまに対し、私が読んだのは
石井桃子先生の随筆です。


本来は絵本や物語など普段読み聞かせの時間に読んでるものを読むべきところですが
この本の、深い愛情と洞察力、思慮の深さに何度も心打たれ
読み聞かせ仲間なら伝わるこの感動、分かち合いたいと思って
読み聞かせの参考になると感じたごく短い部分を読ませていただきました。

残酷さのある本でも昔話は自信を持って読んであげていいのだという考察の部分です。
今、変にマイルド化してる妙な昔話があるから
なるべく昔ながらの伝承を大切にしたいという気持ちの確認が出来ました。


石井桃子先生といえば誰でも知ってるうさこちゃんやプーさんを
紹介して下さった方。
ノンちゃん雲に乗る、他…挙げたらキリがないですね。


私の初めて愛した本はうさこちゃん。今でも大好き!
ディズニーキャラクターとしてのプーさんは別なモノと捉えていて、
原作の挿絵の方は大大大好き。
子どもを持ってからプーさんを読んでみたらあまりに深い物語で涙が出ました。
少年は大人になり、いつしかプーの全く知らない世界へ行ってしまうけど
プーはいつまでも永遠の友情と忠誠を誓っているのです。
難しい言葉を覚え、社会の仕組みを知り
何にもしないでプーと遊んでた子供ではいられなくなった
クリストファーロビンはプーのこと、忘れてしまう…のかな

石井桃子先生の見せてくれる世界の言葉選びの美しさ、
誠実さに何度もしみじみと浸りました。

絶対に猛烈にたくさんの本を読まれているだろうし
博識であるのにも関わらず、驚くほど僅かの本しか知らないと
文章中で書かれていた先生。

『本を読むことは友達付き合いとよく似ていると思う。
私は大勢の友達を必要としない。』

この言葉からもお人柄が偲ばれます。

荻窪という、我が家からすぐのご近所にお住まいや文庫もあったのです。
子どものためのかつら文庫、素敵すぎ。
その存在を認識したのは阿川佐和子さんのお話でした。
お近くにお住まいだったお子たちは幸せです。

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たくさんの本を処分したけれど
どうしても手元に置いておきたかった本たち。 
ボロボロです。ラクガキやシールも。
40数年一緒にいてくれている私の宝物。
左側のピンクのは石井桃子訳ではないけれど私の一番大切な本。
『秘密の花園』

確かに、多くの本と出会うけど
手元に置いて何度でも会いたい、その世界を訪ねたいと思う本は、
 そんなに多くなくていいのかもしれません。
仰る通り、その点は友達と同じなのかも。

子供たちも、少なくていいから
本当にいつまでも心底愛せる物語と出会えるといいな。
大切な友達のように。
 
今日は風邪の休養のため、入っていた予定を全て取りやめ休んでおりました。
代わって下さった方、立て替えて下さった方のおかげでゆっくり出来ました。
ありがとう〜よく寝て回復です。


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朝ご飯のめだまやき&ベーコン

先日、読み聞かせのボランティア向け講習会があり、参加しました。

何度も「向いてない」と思いつつも
面白さ、奥深さも感じるようになって、
本を読んであげることは自分にとっての喜びでもあるなぁと思い直しています。
毎回ド緊張だけれど。

どんなことでも簡単に満足は得られないもの。
選書し、練習して時間を計り、当日子供たちがなんとなくいい感じで聞いてくれると
また頑張ろうって思う繰り返し。
子供達がかわいくてかわいくてそれだけでも嬉しいことです。

今は高学年対象に読むことをいいことに
ずーっと絵本を避けています。
腕が治療中だし、メガネが要る老眼だし、など理由をつけて。
絵本は今の私にはとてもハードルが高いのです。

でもその日の講習は絵本の読み方が中心で
実際にみんなで順番に聞き合う機会がありました。
先生のおすすめ図書をみんなで5分ほど練習してほんの1~2ページ読むだけでしたが
とっても新鮮で得難い経験でした。

私の読んだ本は大好きなエルサ・ベスコフの絵本でした。

とっても素敵な絵本。100年ほど昔に書かれた本ですが
作者の愛情あるまなざしが感じられる普遍的な良本。

自分はさておき、皆さんの読み聞かせを聞いて、うっとり
あぁ、このまま聞いていたい、終わらないで~と思いました。
自分が読んであげることはあっても大人が誰かに読まれることってないですもんね。
子供の教科書音読を聞いてるのとはまた違う、豊かな癒しの時間でした。

 やさしい声で包まれるように本を読んでもらうのって
子供にとって幸せなことなんだろうな、って改めて気付かされました。
わが家の子ども達、努力の甲斐虚しくお世辞にも本好きとは言えないけれど
読んでもらうことには大変に貪欲でした。
寝る前のひととき、8時までにベッドに入っていたら3冊読んであげると約束して
毎日親子で早寝めざして頑張ってたっけ。
頑張ったと思ったけど、もっともっとリクエストにお答えしておけば良かったと今は後悔。
息子はまだ機会が作れるけど娘には難しいかなぁ~。
大人でもうれしいから、ホントは高校生でも嬉しいかも。

絵本の選び方、読み方、練習の必要性など具体的なアドバイスも然ることながら
子どもが初めて出会う芸術だから、
美しいものを選んであげてくださいという言葉に感銘を受けました。

心が満たされたり豊かに思えるような本に出会いたいですね

などというお話を受けて私が次の当番で読んだのは絵本ではないのです・・。
絵本と読み物、両方準備して息子の判断を仰いだら読み物でした。
息子の学年より一つ下の子達の担当だったのですが絵本が子供っぽすぎるって。
この中の茂木健一郎さんと、福岡伸一さんで息子と大いに迷いました。
息子は福岡さん押しだったけど、時間的にやや短めな茂木さんにしました。
私の敬愛する養老孟司せんせいもお書きになられています。

この本の中で一番心ときめいたのは分子生物学者の福岡伸一さん。
いつも伸びやかで柔軟な知性がどこまでも広がるような素敵な文章です。

絵本も上手に読めるよう練習しよう。
でもたまには読まれたい、と思って夫にリクエストして
家にある絵本を少しだけ読んでもらいました。
こちらも講師の先生オススメの美しい本です。私も大好き。
上手ではなくても安心感はある、かな。

先日の講習を受けて来月には「大人の読み聞かせ会」(聞き合う会?)
が行われる予定。めっちゃワクワク

読書の楽しみ伝わると嬉しいと思っていたけど気持ちは変化しています。
心がほっと落ち着いて、安心感があり、あたたかい雰囲気になるのがいいな。
好きな子は隠れてでも本を読みたがるし、読み聞かせするしないが
直接、読書好きには結びつかないかも、と我が子らを見てて思いました。

なんにも考えずにぼんやり聞いていていいのです。
心には効いていると思う。・・思いたいな

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